
『自分には夢がある』
仕事をしていても日々モヤモヤした気持ちが絶えずあって仕事に集中できない。
このまま夢を諦めて仕事を続けていたら自分は一生後悔するんじゃないか。
いや、絶対に後悔する。
でも、会社辞めるには勇気がいる。
どうしたら…
こんな感じで、夢を追うか追わないかを迷いながら長い年月を過ごしてしまっている人はたくさんいると思います。
今回は、そんな『自分には夢がある』けど夢に向かって走り出すことができない人へ向けてブログを書いていこうと思います。
僕自身、仕事を辞めて格闘技でベルトを獲るという夢を追いました。結果、最高の人生になりました。少しでも参考にしてもらえたらと思います。
夢があるなら追いましょう
結論からいいますが『夢があるなら追うべきです』人生一度きりです。
絶対に夢は追うべきです。
しかし、夢を追い始める前に、一度冷静になって自分自身を見つめ直すことが大切です。
会社を辞めようと考えている理由

夢を追うために会社を辞めることを考え始めた理由何ですか?会社を辞めないと夢を追えませんか?本当に夢のためですか?
- 仕事がつまらない
- 嫌いな上司がいてストレスがたまる
- 残業が多い
- 給料が安い
- 休みが少ない
上記の様な理由は含まれていませんか?
上記の内容はあたりまえですが夢を追うために仕事を辞める理由としては一切関係ありません。
ハッキリ言いますが、仕事を辞めようと考えている理由の中にひとつでも上記の理由があれば夢はあきらめた方がいいです。
仕事を続けるべきです。
「残業が多い」とか「休みが少ない」とかの不満に対して『自分には夢がある』と現状から逃げたい自分を美化しているだけです。
強い決意の確認
再確認しましょう。
大袈裟かも知れませんが、命をかけて夢を追う覚悟はありますか?
とりあえず挑戦しよう!では絶対に挫折します。
このとりあえず挑戦しよう!は初動力とは違います。
意思が固まっていない状態で、現状から逃げているだけかもしれませんよ。
仕事を辞めて、夢を追うことに関してもう一度冷静に考え直してください。
- すべてを犠牲にして夢に向かって全力投球できますか?
- 命を懸けるくらいの覚悟がありますか?
- 仕事を辞めないと本当に夢は追えませんか?
- 挫折したり結果が出なくても腐らずに努力を続けることはできますか?
- 夢破れた場合に社会人の1年生になる覚悟はできていますか?
まだまだ環境に応じて考えなくてはいけないことは沢山あると思います。
仕事を辞めて夢を追うには、本当に多くの「覚悟」が必要です。
夢を追うことに関して自問自答し、強い決意の確認が必要です。
会社を辞め夢を追った経験
28歳で退職
冒頭で少し話しましたが、僕自身会社を辞めて夢を追った経験があります。
大学を卒業後に建設会社に入社しました。この年に格闘技でプロデビューもしました。両立をさせることを心に決めて「仕事」に「練習」と精一杯やりましたがある試合を境に「このままでは自分の目指す域には届かない」と思いました。
「もっと強くなりたい」「ベルトを獲りたい」そのためには限りなくすべての時間を格闘技に費やさないといけないと強く心から想い28歳で会社を辞めることを決断しました。
また、自分の中で会社を辞めた時から心に決めていたことがあります。
「30歳までにベルトを獲れなかったら格闘技を引退する」
「次頑張る!と言うくらいなら今頑張れよ!」という気持ちが強くあったので、夢を追う期限の境界線を決めました。
期間限定で夢をひたすら追いました。

30歳で現役引退
人生甘くありませんでした。29歳の時、「ベルトを獲る」夢はとある大事な試合に負けたことによって絶たれました。
しかし、ここで一番言いたいことがあります。
夢絶たれました。でも・・・
「後悔は一切なく最高な人生を歩めた」
と心から思ったということです。
勿論、命かけてやってきたことなので悔しさはあります。でも「後悔」は本当に1mmもなかったです。
会社を辞めた時に夢を追う期限を決めたことで、きっと中身が濃くなったのだと思います。
期限を決めていなければ、「次頑張ろう!」「また次頑張ろう!」でズルズル現役生活を続けてしまったと思います。
自分で決めた期限の中で本当に集中して格闘技に打ち込め密度の濃い時間を遅れたことが「後悔」という言葉をなくしてくれた要因だと思います。

31歳で再就職
会社を辞める時に一番不安なことが「再就職」の事でしょう。
僕の場合の話ではありますが、格闘技を引退したときにたくさんの方からいろいろな仕事を紹介していただけました。
結果、現役を引退した翌年の31歳の時に再就職しました。
この時に仕事の話をしてくれた人たちに口を揃えて言って頂いた言葉があります。
「格闘技に命かけて、最後までやり切った姿を見たから、会社でも絶対にその根性でしっかりやり切ってくれると思う」
僕は格闘技でチャンピオンにはなれず、ベルトは獲れませんでした。しかし、僕のことを応援してくれた方の目には嬉しくも「最後までやり切った人」として評価して頂けていました。
↑ちょっと文章にすると偉そうな感じになってしまってすみません・・・。
全身全霊で夢を追えばきっと誰かが認めてくれます。
それはあなたの夢が叶った瞬間を認めるとかそういう問題ではありません。
必死の姿で夢を追うその姿勢の評価です。
再就職、きっと不安が多いでしょう。
しかし、必死に夢を追えばきっとたくさんの出会いがありたくさんの道も開けます。
夢を追う準備

ひとりで夢は追えない
ハッキリと言いますが、夢は絶対に一人では追えませんし叶えることは無難しいです。
家族をはじめ親しい仲間や恋人などへ「夢を追うこと」についてしっかりと相談をしましょう。
「会社を辞めて夢を追う決断」についてしっかりと話をして下さい。
あなたの強い意志が伝わればきっと大きな力となって応援してくれるはずです。
強い決意の再・再確認
「1-2.強い決意の確認」と内容は同じなのですが重要なことなので再度繰り返します。
再・再確認です。
今の現状から逃げたい気持ちがあるから「夢を追いたい」と思っているだけではありませんか。
命かけて夢を追う覚悟はありますか。
しつこいですが、「強い決意」がなければ絶対に夢は叶いませんし、追えません。
もう一度、もう一度・・・
夢に対して、自分自身の気持ちの強さを冷静に確認してください。
ま と め

僕は夢を追いました。夢は叶わなかったけど、後悔はなく夢を追ってよかったと今でも感じています。
仕事を辞めるということは本当にリスクが大きいことです。
しかし、人生一度しかありません。
あなたの夢への強い決意があるのであれば夢を追うべきです。
しかしながら、夢を叶えることができるかどうかわかりません。
ただ、何かを限界まで、最後までやり抜くことができればそれは人として大きな成長ですしその過程は社会復帰してからも必ず、必ず活きます。
挑戦してください。
夢があるなら追ってください。
後悔のない、最高の人生がおくれますように。