赤ちゃん用のビニールプールを買おうと思うけど、種類も多いし使ったことないので選び方やおすすめを教えてほしいです。
また、子供の安全を守るための注意点などはありますか?
本記事ではこんな悩みを解決します。
- 設置場所別の注意点
- ビニールプールの選び方
- おすすめのビニールプール9選
- 日よけ対策
我が家では3種類のビニールプールの使用経験があります。
- 赤ちゃん用の小型
- 大人も一緒に入れる大型
- 滑り台付き
この3種類のビニールプールの使用経験をもとに、設置場所別の注意点や選び方、おすすめプールの紹介から日よけ対策まで紹介します。
お子さんが安心安全に思いっきり楽しむことのできるビニールプールを見つけましょう!
ビニールプールを選ぶ前に設置する場所を確定させる
ビニールプール選ぶ前に、実際にビニールプールを設置する場所を確定させることが大切です。
- 庭
- ベランダ
- 駐車場 など…
ビニールプールの設置場所を先に確定させる理由は、設置する場所によって、ビニールプールの選び方や注意点が異なるからです。
【庭】安心安全で思いっきり遊べる!
ビニールプールの設置はやはり庭がいちばんおすすめです。なぜなら安全かつスペースにゆとりがあり思いっきり遊ぶことができるからです。
ビニールプールを庭に設置するメリット
- 地面が土なので転んでも大けがをしない
- 水しぶきなどを気にせず思いっきり遊べる
- 散水栓がある場合は水入れが楽
【ベランダ】転落防止対策は確実に!
庭へのビニールプールの設置と違って、ベランダにビニールプールを設置する場合は3つの注意点があります。
- 有効寸法をしっかり測る
- 高さのあるものを選ばない
- 周りに物をおかない
ベランダの有効寸法をしっかり測る
ベランダのスペースいっぱいにビニールプールを設置してしまった場合、水が外へ落ちてしまう可能性があります。戸建て住宅なら特に問題はないかと思いますが、マンションやアパートの場合下の道路や下の階の方のベランダに水が入り込んでしまうので注意が必要です。
高さのあるプールを選ばない
深いタイプ(フチの高さがある)やすべり台があるタイプのプールは転落の危険があるので辞めましょう。プールのフチや滑りだがあるとベランダの手すりに手が届いてしまう可能性があります。万が一のためにも手すりに手が絶対に届かないタイプのプールを選びましょう。
プールの周りに物を置かない
「高さのあるプールを選ばない」と同じ理由です。ベランダに設置したプールの周りに物がある場合子供はかなりの確率で登りたがります。ベランダからの転落防止のため、プールの周りには物がない状況を作りましょう。
【駐車場】転倒対策としてクッション材を忘れずに!
駐車場へのビニールプールの設置はスペース的にはゆとりがありますが、地面が硬いので滑って転倒した場合頭を強く打って大怪我をしてしまう可能性があります。
プール内で飛び跳ねたり、ジャンプして飛び込んで遊ぶこともあります。転倒したときに大怪我をしないようにビニールプールの下にはクッション材を敷きましょう。
ビニールプールの選び方のポイント
- 深さ
- 底面がエアークッション
- デザイン
深さで選ぶ
ベランダ以外でビニールプールを設置する場合はプールの深さはそこまで気にしなくても大丈夫ですが、赤ちゃんや子供の身長を考慮して深さを選ぶことは大切です。
- 赤ちゃんがつかまり立ちしやすい高さ
- 子供がひとりでフチを乗り越えられる高さ
特に、乗り越えられる高さは重要かもしれません。乗り越えられない場合プールから出たり入ったりする際にその都度手伝わなくてはいけません。
息子の場合、プールのフチを乗り越えて出たり入ったりしながら(わざと)滑って転ぶことが楽しかった様です。
底面がエアークッションのタイプ選ぶ
水を入れるとやはり滑りやすくなるので、底面がエアークッションのタイプを選びましょう。ビニールプールを土の上に設置するのであれば滑ってい転倒しても安全です。
コンクリートの上ではエアークッションだけでは安全ではない!
ビニールプールを設置す場所がコンクリートの場合はエアークッションだけでは危険です。先ほども紹介しましたがプール下にクッション材を敷き安全性を高めましょう。
費用は掛かりますが、庭に人工芝を敷くと子供がさらに安全に遊ぶことのできる庭になります。転んでも芝がクッションになり安全で、ドロドロにならないというメリットもあります。
≫【子供が安全に遊べる人工芝】メリット・デメリットを徹底解説
デザインで選ぶ
見た目もかわいく遊び心いっぱい。子供用のビニールプールと言えばこのようなデザインをイメージする人が多いかと思います。
しかし、このタイプのビニールプールはとにかく空気を入れる箇所が多く全体の空気を入れ終わるまでに時間がかかり大変です。もちろん、空気を抜くのを大変です。
我が家も同じようなタイプを購入しましたが、空気の抜き入れが大変で2年目は使う気になれませんでした。
ビニールプールはシンプルなタイプを選ぶことをおすすめします。上記の様なデザインタイプは確かにかわいいですが準備片付けが本当にしんどいです。
≫【買ったら後悔確定】滑り台付きビニールプールをおすすめしない理由3選
エアータイプとフレームタイプ
エアータイプ
ノーマルな四角いビニールプール。これがいちばん使い勝手がよくおすすめです。
空気を入れる箇所は1ヶ所~3ヶ所で空気の入れるところの口も大きいタイプが多いので比較的かんたんに空気を入れることができます。
空気を抜くときは、キャップを外しておけば自然と抜けいていきます。なにもしなくても全体の7~8割は自然に抜け最後の2~3割は畳みながら空気を抜いていく感じです。
フレームタイプ
最近人気が出てきているのがこちらのフレームプール。フレームを差し込めばすぐに水を入れて遊ぶことができ、空気を入れたり抜いたりする必要がないです。しかし準備や片付けにかかる時間はエアータイプのビニールプールとほとんど変わりません。
ただ、滑り台付きやデザインにこったビニールプールの場合、空気を抜くのが大変なのでフレームプールの方が準備や片付けは楽になります。
フレーム部分はもちろん硬いので、滑って頭を打つと怪我をしてしまう心配があります。赤ちゃん用で安全性を重視するならエアータイプがおすすめです。
大型のフレームプールとビニールプールの違いについては大型のフレームプールとビニールプールを比較!メリットデメリットを徹底解説!の記事をチェックしてください。
赤ちゃん用小型プールのおすすめ4選
サンセットグロープール
「シンプル is BEST」で、安いです。底面にエアークッションがあるので、お子さんが転んでも安心です。対象年齢は3歳以上となっていますが、実際は1~3歳くらいの子が1〜2人で遊ぶのにちょうどいい大きさです。
製品サイズ | (約) 直径114×25cm |
製品重量 | (約) 10g |
対象年齢目安 | 3歳以上 |
水量目安 | 高さ19cmまで入れて136L |
その他 | 修理用パッチ付き |
プレイボックスプール
こっちらもシンプルなエアータイプです。ベランダに置く際には「丸型」よりも「四角」の方が無駄なスペースをつらずに設置できますね。底面もクッションありで安心。
製品サイズ | (約)85×85×23cm |
製品重量 | (約)0.83kg |
対象年齢目安 | 1-3歳 |
水量目安 | 高さ17cmまで入れて57L |
その他 | 修理用パッチ付き 底面エアークッションあり |
ミニフレームプール
空気入れ、空気抜き不要のフレームタイプ。見た目もおしゃれでいい雰囲気です。
底面のエアークッションがないのでコンクリートや硬い床の上への直置きしての使用は要注意です。別売りのプールマットを併用しましょう。
≫クッション材の紹介へ戻る
製品サイズ | (約) 122×122×30cm |
製品重量 | (約) 4kg |
対象年齢目安 | — |
水量目安 | — |
その他 | 修理用パッチ付き ※底面のエアークッションなし |
人魚のしっぽプール
人魚のようなデザインの可愛くてきれいなプール。女の子におすすめです。底面はエアークッションがるので転んでも安心。また、底面に水抜き穴があるので素早く水抜くことができます。
製品サイズ | 直径122㎝ 高さ28cm |
製品重量 | (梱包時) 1.18kg |
対象年齢目安 | — |
水量目安 | — |
その他 | 修理用パッチ付き 底面エアークッションあり |
噴水型プールおすすめ3選
水をちょこっとしか貯めることのできない噴水型のプールです。ノーマルなプールと併用して使えばより楽しく水遊びができます。
この噴水タイプでは走り抜けて遊ぶことがメインなり得るので、転倒に注意しましょう!
赤ちゃん用日よけ屋根付きプールのおすすめ5選
サークルキッズプール
日よけシェードがあることで日焼けの心配を軽減できます。またバスケットゴールもあるので水遊びと一緒にボール遊びもできます。
ワンタッチ式で空気入れも必要なくとにかく準備片付けが簡単で、収納も困りません。室内ではボールプールとしても使えます。
製品サイズ | 直径約90cm、高さ約24cm |
製品重量 | — |
対象年齢目安 | 3歳 |
水量目安 | — |
その他 | 修理用パッチ付き ※底面エアークッションなし |
マッシュルームベビープール
底面にエアークッションがあるマッシュルーム型ベビープール。
我が家では2シーズン使用しましたが最後まで問題なく使えました。耐久性もそこそこありそうです。
製品サイズ | 約102×89cm |
製品重量 | — |
対象年齢目安 | — |
水量目安 | — |
その他 | 底面エアークッションあり |
くまのプーさんシェード付きベビープール
アーチ型の日よけあり!みんな大好きくまのプーさんプールです。底面のエークッションもあります。
プーさん好きなお子さんにおすすめです。
製品サイズ | (約)109×102×71cm |
製品重量 | (約)1.06kg |
対象年齢目安 | 1-3才 |
水量目安 | 高さ12cmまで入れて41L |
その他 | 修理用パッチ付き 底面エアークッションあり |
ホエールシェードプール
クジラの屋根付きプールです。頭からシッポまでが2mあるので設置スペースをしっかりと確認してから購入をしましょう。
製品サイズ | 211cm×185cm×109cm |
製品重量 | 3.11g |
対象年齢目安 | 2歳以上 |
水量目安 | 16cmまで入れて120ℓ |
その他 | ※底面エアークッションなし |
エレファントベビープール
ぞうさんの噴水付きプールです。太陽の位置が真上の時には日陰部分が少ないですが、西日には最強です。
室内ではボールプールとしても活躍します。
製品サイズ | 幅101cm 高さ81cm |
製品重量 | (梱包時)797.99g |
対象年齢目安 | — |
水量目安 | — |
その他 | 底面エアークッションあり |
赤ちゃんと一緒に家族で入れる少し大型プールのおすすめ3選
フレームプール
ビニールプールよりも見栄えがいいフレームプール。サイズが大きくなるにつれてその見栄えも感もアップします。
新築の庭や、庭をきれいに管理しているご家庭にはフレームプールは本当におすすです。
製品サイズ | (約)幅220cm×奥行150cm×高さ43cm |
製品重量 | 約9kg |
対象年齢目安 | — |
水量目安 | 90%まで水を入れた場合、約1,200ℓ |
その他 | 修理用パッチ付き ※底面エアークッションなし |
さらに大型のフレームプールの購入を検討している人は下記の記事を参考にしてください。
≫【インテックスのフレームプール】購入前不安要素8選を徹底解説
レクタングラーベビープール
我が家で使っているビニールプールです。2シーズン使いましたが問題なく使えているので耐久性は問題ありません。
空気入れは電動ポンプが必須です。初年度に手動のポンプ式で空気入れをしたら死にかけました。この後紹介しますが「電動ポンプ」を一緒に購入することを強くすすめます。
製品サイズ | (約)奥行166×幅100×高さ25cm 内寸/116×54×25cm |
製品重量 | — |
対象年齢目安 | 1~3歳 |
水量目安 | 高さ18cmまで入れて102L |
その他 | ※底面エアークッションなし |
すべり台大型ビニールプール
セパレートタイプの滑り台付きのプールです。着水箇所のみ底面にエアークッションがありますが、その他の場所にはエアークッションはありません。
製品サイズ | (外寸) 横幅3000×奥行き1600×高さ600(mm) (内寸) 横幅2500×奥行き1600×高さ270(mm) |
滑り台サイズ | 横幅1250×奥行き600×高さ600(mm) |
製品重量 | 約3.5kg |
対象年齢目安 | — |
水量目安 | — |
その他 | ※底面エアークッションなし |
空気入れ
手動タイプ
ビニールプール用の空気入れを考えた場合はこの手動タイプの購入の検討はしない方がいいです。なぜらならビニールプールの空気入れは思っているより時間がかかり大変だからです。
本当に小さなビニールプールならまだ手動で大丈夫ですが、中間サイズくらいになるとマジで死ぬほど疲れます。
経験者は語ります…
電動式と手動式の空気入れの値段の差もそれほど大きくありません。ここはケチらずに電動式を選びましょう。
電動式タイプ空気入れ
ビニールプールを購入の際には欠かせない電動タイプの空気入れ。空気を入れることはもちろん、空気を抜く時にも使えます。
ビニールプールが大きいほど空気を入れるのも大変ですが、空気を抜くのも大変です。値段もお手頃なのでビニールプールとセットで購入することをおすすめします。
塩 素
連日にわたってビニールプールを使用したい場合は塩素を入れて水をきれいな状態に保ちましょう。
「小型プール」では不要ですが、大型のプールの場合は使用する水の量もかなり多く水の入れ替えが大変です。
水の入れ替えの手間をはぶくことや、衛生面を保つためにも大型プールを連日にわたって使うときは必ず「塩素」を入れましょう。
日よけ対策
赤ちゃんは特に日焼けに気を付けなくてはいけません。屋根付きのプールを紹介しましたが、日陰になる部分は少ないです。
日よけ対策として「ワンタッチタープテント」にて日陰の部分をしっかりと作ってあげましょう。
また、お子さんと一緒に遊ぶパパとママも熱中症に気を付けなくてはいけません。
個人的にはとても大切なアイテムだと思います。
ま と め
- デザインはシンプルなものを選ぶこと
- ベランダに設置するときは有効スペースよりひと回りちいさいものを選ぶこと
※子供が転落しないように細心の注意を計ること - 底面にエアークッションがあるものを選ぶこと
- クッションがなければ床が柔らかい場所に設置する
※もしくは床にクッション材を敷くこと - 連日にわたってプールに入る場合は塩素を入れること
- 日よけ対策をしっかりと行う
もうすぐ夏が来ます。
自宅の庭やベランダで、水遊びが安全にできる環境を作りを今から検討してみてはいかがでしょうか。
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